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2012.07.01 Sunday

イタリア人建築家の巨匠 A・マンジャロッティー氏と日本

 
展覧会の様子。数年前に行なわれたインタビュー映像が流されている。氏のアトリエと同じように数々の作品が並ぶ。
石のテーブルと樹脂製のスクリーンとの対比が効果的
製図板のようなテーブルには数々のスケッチ
直筆の構造をあらわすスケッチ。鉛筆は日本製の8Bを使用。
世界に衝撃を与えた出世作のバランザーデの教会(1957)。樹脂パネルで断熱材を挟み込んだ外壁パネルからは光が満ちあふれて荘厳な聖堂空間となる。PCコンクリートの屋根天井との対比も見事。

「アンジェロ・マンジャロッティとその日本人弟子達の展覧会」が昨日までイタリア文化会館で催されていました。91歳を数え、今なお現役であるイタリア建築界の巨匠アンジェロ・マンジャロッティ。 マンジャロッティ氏は、その活動範囲を建築からデザイン、そして彫刻へと拡げ、半世紀以上にもわたり絶え間なくデザイン活動を続けています。 また、ミラノのマンジャロッティ事務所には、1960年代から現在に至るまでのほとんどの期間、日本人の建築家やデザイナーが在籍してきました。今回の展覧会ではその弟子達の作品も合わせた展示となっており,そういう意味でユニークでありなんとも微笑ましい双方の愛情に満ちた展覧会でした。マンジャロッティ氏は 1960年前後全世界の主流であったグロバリゼーションの進んだ現代社会に警鐘を鳴らし「地域に根ざしたものから決して離れては行けない」と警鐘をならした、その慧眼とともに、日本建築のすばらしさを早くから認め自らのデザインにも取り入れ紹介したとのこと。今や現代建築を支える技術は細かく細分化され、計算機の進歩により短期での完成が可能となっていますが、完成品がすんなりと受け入れられている訳ではありません。「手によるデザインのスタディーと職人との恊働や新しい技術の参加がなければデザイン行為は成り立たない」と宣言していた氏の取り組みに再度目を向けるのも必要なことかもしれないと思いました。たとえその手法が主流でなくても・。

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