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2012.02.15 Wednesday

東京駅と東京中央郵便局の大改修。いよいよ形が見えて来た!

東京駅南口付近。以前の建物は戦災の爆撃により二階までの外壁のみが残されたものを急遽修復したものとのこと。写真中央付近から右側の三階部は新たに増築され、左のドーム屋根とともにオリジナルの形に戻された。屋根材のスレート石は石巻産。震災で被害を受けながら施工されたと聞く。旅人を迎える南口ドーム天井のある吹き抜け空間は印象的。ただ終着駅でありながら中間駅である理由からか諸外国の主要駅に比べ駅は小さい。
東京中央郵便局正面部。外壁のみ保存。列柱が並ぶ古典の意匠(三井本館など)を壁の凹凸の表現に置き換えたデザインは、現代建築のハシリをイメージさせる。カーブした敷地にそった外壁上部の水平ライン小庇が数少ない装飾として効果的。戦後の現代建築(特に丸の内、大手町界隈)ではオフィスビルの典型として模倣されたデザインであるが、ここがオリジナルであり、そういう意味でも貴重と言える。
遠景。背後にそびえるガラス張りの高層建築(設計:三菱地所設計+H.ヤーン)。この界隈(丸ビル、新丸ビルその他)は旧郵便局の約30mの高さで低層部がそろえられ、デッキや歩道橋もなく歩いていて気持ちよい。その点は新宿副都心と違う。ただ車が少ないにも関わらず変にだだっ広い駅前空間の整備を期待したい。高層建築に住宅を併設して人のにぎわいを生んではどうかとも思う。
2007年の付近の写真。隣り合う名建築。南口の屋根は八角形の傾斜屋根であった。超高層建築に囲まれた駅付近。

話題となっていた東京駅と東京中央郵便局の大改修が完成しようとしています。戦前戦後と我が国の発展の象徴であった両者の建物なので、これからもその役割を担い続ける必要ありとされ再生されたのでしょう。建築物としては日本の建築の歴史のなかでは外せないという価値はあり。東京駅(1914年竣工)の設計者は辰野金吾。明治期の公共建築を、日本人としてはじめて手掛けたと言って良い人が手掛けた最晩年の作品。一方東京中央郵便局(1931年竣工)は吉田鉄郎。郵政官僚建築家であり、歴史的様式の建築から現代建築への移行期に西洋現代建築を日本に紹介した人です。丸ビルや新丸ビルなど建て替えられ、どんどんこの界隈はきれいになっていますが、そういった建物群に囲まれた駅前の雰囲気はそれほど変わらないということは良いことかもしれません。



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