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2011.10.01 Saturday

3/11浦安震災被害から9/26復活まで


震災翌日 3/12奥に向かい傾いている住宅

3/12 敷地周囲の液状化した地盤。水が吹き上っていて、ずぶずぶです。

9/26 道路は補修されているが手つかずに倒れたままの近所の塀

9/26工事最終工程 400角の鉄板にジャッキアップ金物を載せ基礎下に仕込む。総個数30ヶ所程度。

9/26 ジャッキアップ金物.オレンジ色器具は油圧ジャッキ器具の先端。上げると最大20センチくらい持ち上がる。据え付け後は軽量コンクリ−トで囲う。

9/26 人力で油圧ジャッキ器具のハンドルを上下に動かし、ジャッキアップ中。

9/26 居間の基礎下部のトンネル。ベタ基礎なので上部はコンクリートスラブです。巾・高さ60センチ程度。この人力によって掘られたトンネルに入り、ジャッキアップ金物を据え付けるという大変な作業。奥にジャッキアップ金物が見える。工事後は埋め戻す。


3/12に浦安の知人より連絡があり「家が傾いたので至急見に来てほしい」との連絡を受け駆けつけると、あの美しい街が液状化によって惨憺たる状況となっていました。道路は割れて持ち上がり、家と塀は傾いています。その泥まみれの街を黙々と片ずける住人のかたの様子が印象的でした。知人の家にはいると床がかなり傾き、窓や戸が閉まらない状況です。さてこれからどうするか?家を手放すか修理するか?相談を受け、さっそく調べると家を持ち上げることが可能であるということがわかり、提案。結局修理することになりました。

それから半年を経て、先週9/26にようやく元に戻す作業が終わりました。工事はすべて人力で行なわれました。これは驚きです。技術はあれども最終的には人の力。穴を堀り、ジャッキアップ金物を仕込み、自転車の車輪に空気を入れるかのごとくハンドルを動かすと少しずつ家全体が持ち上がるという不思議さ。二日かけ約最大20センチ程持ち上げました。総工費は600万前後。これに加えて痛んだ各種配管の改修必須です。国と自治体の補助が200万程度あるとはいえ、予期せぬ大変な負担です。この工事を実質的に行なったのは東南アジア出身の若者達でした。研修と技術習得を兼ねているとはいえ黙々と仕事を行なう様子は頼もしく感じられました。

建物は大地の上に立っているということを、再認識した一日でした。
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