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2012.04.07 Saturday

寒*春*桜ノ目黒探訪/お気に入りの店歩き/4月7日

 
友人と訪れたひいきの家具ショップkarfでは、フォトグラファー/あさみあやこ氏の写真展が開催中(〜4/30)
家にいるような場所/ショールームでの展覧会は雰囲気あってよい
小品が多いが,フィルム+プリントにこだわる作家のセンスが感じられる。撮影場所は北欧、英国など。
ショップは改装のため、古いアルミサッシュの内側に,木建具+味あるクモリ硝子。すっきりしていて落ち着く。
目黒通りに面しては,レトロな硝子/スクリーン。カーテンやブラインドにこのところ飽きつつある筆者には,かえって新鮮!
部屋の間仕切りとして利用可能な棚。ショップオリジナルで国産。
目黒通りに面する別の家具ショップの欄間。古い木造のショップ。なつかしなつかし。樹種はケヤキか?
ホテルクラスカのショップ。変化ある段差のインテリアに服ショップ。もはや服だけ並べても今風ではないのであろう。雰囲気すこぶるよし。
ショップの商品。立体モビール。木製で軽量なのがミソ。カッコイイ!
karf:
http://www.karf.co.jp/products/index.html
ホテルクラスカ
http://www.claska.com/

2012.02.28 Tuesday

用・強・美 の H・ウェグナーの名作椅子

 
最も有名な通称Y−Chairと呼ばれるCH24(1943)
まず意表をつくデザインは後ろ脚とアームの形である。よく見るとアームを支える後ろ脚は曲線に切り出した2次曲線部材で、これを傾斜させて組み立てることによって、3次曲面に見えるようになっている。また、背板はY字(Yチェア)にすることによってアームの曲線部分に無理なく取り付けられている。その座り心地の良さは、座枠を前後と左右を段違いとし、ペーパーコードで編み上げられた面がなだらかな凹面状の曲面となることで生まれる。と同時に段違いの接合部は脚との接合においてより堅固な構造となった。その特徴あるデザインは中国の仏事に使われる曲録椅子にインスピレーションを得たとも言われている。
曲録椅子
僧が法事のときに用いる椅子。背もたれの部分が丸く,交脚の折りたたみ式が一般的である。Y−Chairと確かに似る肘と背板と脚のデザイン。Y−Chairの後ろ脚はやや回転させて肘に取り付けてあり、デザイン的に一挙にエレガントになっている。そこに注目出来ることが非凡なデザイン感覚といえるであろう。
CH-38 (1963) 
控えめなデザインのごく普通の椅子ながら 、使うほどに味わい深さ、親しみが生まれてくるウェグナーならではの作品。静かで精悍だけど優しくもある表情をもつ。有名なCH-36と同じく、米国の伝統の古いシェーカー椅子に着想を得たと言われる基本デザイン。二本の前足が座面より高く、着座時に脚が開かないような仕掛けはシェーカー椅子に似る。
背面
「前足間隔が後足間隔より程よく大きいため重なって見える」という有名なアングル。背板は複雑な曲面となっており着座時に見事に違和感無しに体に馴染む。
シェーカー椅子
18世紀後半から19世紀にかけて米国ニューイングランド地方でマザー・アン・リーをリーダーとするシェーカー教徒によって創られたものである。
シェーカー教徒は厳格な清教徒で、規律を重んじ、労働を尊び、その労働によって高い精神性を保てると信じていた。最小の部材と最小断面によるフレームの組み方は理にかなっている。前述のように座面の前後と両サイドのフレームの組み方は段差がついており、布テープで張り上げると体に馴染む曲面となる。Y−Chairの座面も同じ構造である。現在は日本でも組み立て椅子として通信販売しており、誰でも手作り出来るというユニークな椅子。

日本の椅子文化は戦後から始まったと言ってよいであろう。言うまでもなく諸外国では固く冷たい地面で直接生活しているため椅子は生活には不可欠である。特に寒く暗い北欧では長い冬を椅子とともに長く接することになる。森に囲まれる土地であるが、気候は厳しすぎて生育する木も細い。家具デザイナー達は木取りを工夫し、新しい木の積層技術により厚板を作り、曲げた。その家具デザイナーの代表者が、デンマーク生まれのH・ウェグナーである。使い勝手の良い「用」50年経ってもびくともしない強度の「強」。そして彫刻作品のように美しい「美」。用・強・美ー兼ね備わっていることが、今も継続した人気の理由であろう。輸入家具市場での、この作家のビンテージ家具は今も大人気であると聞く。

2012.01.06 Friday

気の利いたデザインはプラスチック製ならでは

 
2種からなるお皿
くみあわせると・。(Guzzini社ーITALIA)
*着色された透明なプラスチックをベースに器部のみ白く不透明に塗装されており、その対比が見事。この美しい三次曲面は彫刻的で日本ではめずらしく、まさに西欧デザインの真骨頂。商品名は「インターロッキング」といい、2つに分かれることからきているらしい。同じ赤でもイタリアの赤は品良く美しい。他色もかなり良い色です。日本では通販のみであり、当方も引き出物選びリストから選択。下記がHP:http://www.guzzini-onlineshop.jp/
2011.12.03 Saturday

古き良き・色あせない・日本発・脱帽デザイン

 
柳宗理/バタフライチェア(1954年ー制作時39才)木の曲面と4点での床設置部がデザイン的軽快さを生んでいる。デザインの非凡なところ。
イサム・ノグチ/あかり(1951年ー制作時47才)三角形の組み合わせ。八面体が二つ積み重なってることがわかる。正三角形でないところが芸術か?その発想力は見事。1951年に岐阜提灯と出会い以後40年にわたり200種類のデザインを手掛けた。光そのものを彫刻にしたいという作者の意図があったそうです。光そのものを彫刻という意味が西欧的でよい。
2011.09.27 Tuesday

おとなのワンダーランド I*K*E*A



お彼岸の9月23日。お墓参りのついでにIKEA船橋店へ行ってきました。主なる用事は、お気に入りのコーヒーの補充のためです。全世界から調達された数々の工夫された商品には毎回驚かされます。北欧人の住まいとか生活に対するこだわりはすごい!色や形に対する配慮そして良心的な価格。ここは大人のワンダーランドです。右下は懐中電灯です。こういう風に置けば照明になる。懐中電灯としては日本人にはすこし暗いんですが、デザイナーの知恵と発想力に脱帽です!
2011.09.16 Friday

すまうこと


中二階の居間とケヤキ並木


玄関の窓台のくまさんとしかさん

3年前に手掛けた住宅を先日久しぶりに訪問しました。新宿区の某有名大学に通じる大通りに面しています。そこには立派なケヤキ並木があり、その景色を取り込むことがコンセプトのひとつでした。予想通り高窓からは元気よく緑の景色が飛び込んできます。ここまでは設計者としては計算済みですが、住まい方は住み手次第です。このお宅は「住まう達人」といってよいくらい上手に住まわれています。玄関入ると正面には窓がありますが、その窓台にはかわいらしい木の置物が飾ってあります。何かと思いみると鹿と熊。鹿と天敵の熊が仲良くお出迎えとは何ともユーモラスで、思わずシャッターを切ってしまいました。
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